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100分de名著「霧と夜」

今回の100分de名著はフランクルという精神科医が執筆した「霧と夜」という話でした。とっても励まされた話だったので、ちょっと書きたいと思います。
この本は著者がアウシュビッツ収容所での体験談がかかれたもので、収容所の酷さを描いているというよりは、収容された人々の精神状態や著者が感じたことが書かれているようです。
続き
現代の平和な世の中でさえ、自殺する人が多いというのに、収容所のひどい環境で堪え忍んだ人々は、綺麗な夕焼けに感動したり、収容所を出たあとに自分がすべき目標を強く持って堪え忍んだり、大事な家族に会うことを心の支えにして過ごしたそうです。

また番組内で語られた言葉で「周囲の人がどんなにあなたに必要としていなくいても、人生があなたを必要としている」というものは、ネガティブ思考気味なワタクシ(笑)にとって、自分の存在価値が認められた感じがして、嬉しかったです。

この本は今回の東日本大震災で被災された方々が数多く手にとって読まれたそうです。絶望の中にも必ず光があり、それを信じているからこそ、頑張れるのだと思います。

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